学童保育所について。
学童保育所とは、小学校1年生から3年生までの児童保護者が働いていて放課後1人ぽっちになっちゃう、おおむね小学校低学年のカギッコの子どもに対して、放課後の生活の場を提供し遊びや生活習慣等を伝えていく場所です。
「おおむね小学校低学年」というのは、基本は小学校1年生から3年生までの児童だが、理由によっては4年生以上とか養護学校小学部1〜3年生でもOKですよ、ってことです。
学童保育所は、「学童」とか「放課後児童クラブ」とか「ルーム」とかと呼ばれています。
その学童保育所ですが、設置基準の法律がないため設置・運営形態はいくつか存在し、ちょっと複雑です。
多くの設置・運営は、父母会か社会福祉協議会です。私が通った学童保育所は市が設置し、運営は社会福祉協議会です(公設民営)。
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大阪の長い学童保育の歴史:共同学童保育のドラマがココに!→「かあさん学童保育なくなるの?」
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設置場所については、もっと複雑です。
大きくは、「学校内」と「学校外」の2種類があります。
学校内とは、学校の敷地の中にある学童保育所のことです。逆に学校外はそれ以外ってことになります。
学校内の学童保育所は、主に2通りあります。
「学校の空き教室を利用している場合」と、「学校の敷地内に別棟としてある場合」です。
→ 学校内学童保育については、こちらをご覧ください。
また、学校外の学童保育所は、様々な形態があります。
「公民館などと併設」「独立した一軒家」「商用ビルの一室を利用」など、学童保育専門の建物から一時しのぎ的な建物まで多様にあります。
これらのように、学童保育と言っても、一言では語ることは出来ません。同一市内の学童保育所でも、「公設民営・公設公営」どちらもある場合があります。
また、同一運営制度内であっても、「学校内の別棟での保育」と、「商用ビルの一室(ワンルーム)での保育」が混在して行われており、施設面においての「質の差」が感じられます。
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