芝生の山で、寝転がり、転がり降りる遊びをしました。
でもその中で、見るからにやりたそうな顔をしているのに、やらないで我慢している女の子がいます。
聞くと、「汚れるとお母さんに怒られる」と言いました。
私が「僕が一緒にお母さんに話をしてあげるから、今日はあそんじゃいな」っと伝えると、嬉しそうに友達と一緒に芝生を転がりだしました。
しかし、それでも泥をよけるように芝生の多いところを選んで遊んでいました。
その姿を見て、私は言葉を失ってしまった・・・。
お願いだから、大人の事情を子どもに持っていかないでほしい。
洗濯はいつでも出来るし、洋服も一着しか持っていないわけじゃない。
たしかに、真っ黒に汚れていては、親にとって洗濯が面倒になるかもしれない。
でも、子どもの貴重な体験という時間(価値)と、洗濯の時間(価値)。
天秤にかけられるでしょうか・・・。
遊びたいのに、汚れることを恐れ我慢している子ども。
また、「子どもの為に」とは、どういうことなのでしょうか?
子どもの為に、習い事を増やすのではなく、子どもの為に、思う存分遊べる環境を作ってもらいたいです。
子どもとかかわることに熱心なあなたには、ぜひとも、その子どもの気持ちや表情を想像して欲しいです。
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