子育て支援センターやつどいの広場事業は、子育て中の親が集まることで、
”子育てを支えあう仲間を作ることや他人の子どもに触れることを行い、自分の子どもへのかかわり等を見つめなおす時間を持つこと”や、”子育てに自分の時間を見つけリフレッシュすること”等をテーマとして活動しています。
ですので、センターは、
あくまでも”友達づくりの手伝い”です。
センターが何かしようとするのではなく、そこに集う親同士が、ともに育ちあえる投げかけが大切なのです。
しかし、保育者は職業柄なのか、"何でもしてあげる支援"をしがちのようです。
「子育て支援は、子育てを肩代わりすることではない」という考え方があります。
子育て支援は、親を育てることによって子どもの健全な成長を助けることを目的にしているので、センターで「親が子どもとのかかわりを学びあったり、新しい視点で子育てをすることが出来るようになったりすること」をねらいとして行っていると思います。
それと同時に、日ごろの子育てから開放され、お母さんがお友達同士で話をしたりするなどの、 「お母さん自身がリラックスしてもらう事で、家での子どもとの関わりを苦痛にならない様にすること」や「親同士の友達を作ってもらい、お互いに子育てを支えあう仲間作り」が大切なのです。
しかし、その子育て支援の内容を、お母さん方を対象にし、「日々の子育てからリラックスしてもらおう」とすると、子育ての肩代わりに近くなってしまうし、かといって子どもを対象に、「親と子の活動を行いすぎてもリラックス出来なくなってしまう。」という展開方法の難しさがあるんです。
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