中間地点的役割。
「保育者は自分のもっている知識などを地域に返していこう」という、私の考え方です。
保育者の子育て支援の実施が、保育指針などにより明記されています。
「子育て支援」を行う責任がある・・・と。
しかし、支援担当者以外の保育者の多くは、日々の保育の仕事におわれ、「子育て支援」を考える余裕すらありません。(これが、いまでも続く、多くの保育者の現状です)
ですので、指針などに子育て支援実施の必要性を明記していても、その展開や、質の向上は難しいと考えています。(だって実際、担当者だけだから)
でも、それでも、保育者ひとり一人が、何か地域に投げかけをし、「地域を保育に巻き込む必要性があるのでは」と考えています。
園の中で子どもを見ることだけに縛られず、もっと園の外に目を向け、地域活動を展開するべきではないかと思います。
保育者自身が園を頼りにするのではなく、「地域と交流し、"地域と家庭"を結ぶ"中間地点的役割"」を持つように自覚していくべきなんです。
とはいっても、
具体的な方法は思いつきませんが、園主体ではなく、保育者主体での子育て支援が、今後の子育ての応援の鍵になると思っています・・・☆
そうすることで、保育者ひとり一人が「地域」や「子育て支援」というものを考えて保育に望んでいけるようになり、「保育者」という「保育の地盤」から子育て支援の意識を高めることになり、全体的な質の向上につながると思います。
また、ひとり一人の意識が向上することで、少しでも多くの「悩みを訴えられない親を容易に発見できる」ようになっていくのではないかと考えます。
あなたは、どのように考えますか?
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