|
横浜の学校で防犯カメラの設置が決まりました。
でも、私は疑問でした。
なぜ、防犯カメラの設置なのか？
はたして、犯罪を防止する役目があるのか？
学校への乱入事件の多発により、学校の安全管理・危機意識が最重要課題になってきています。
乱入事件がなぜ起きるのかは犯人しか分かりませんが、「弱者を狙う、子どもを狙う」という感情を抱いている気がします。
っという、私の一方的な仮説から行くと、犯人は”はじめから子どもを狙って学校に侵入していくこと”になります。
そんな負の感情を持ち、学校に侵入してくる犯人を、カメラという存在が、犯行を抑止してくれるのでしょうか？家への侵入とは性質が違いますよねぇ。
カメラがあるくらいじゃ、犯行を思いとどまるに至らないと感じます。
しかも、広い学校敷地。門以外に侵入出来る場所はいくらでもありますよね。
そんな特性のある学校の門にだけカメラをつけるって、意味があるのか考えてしまします。
きっと、防犯カメラがあるにこしたことはないでしょう。
そりゃぁ、ないよりあった方が良いですよね。
でも、犯行を躊躇させる抑止力はない気がします。
抑止・防犯で言うなら、そのカメラの映像をリアルタイムに監視できる人員が必要です。
でもその人員が学校にいるか？ですね。
校長、教頭、事務、用務。・・・、きっと無理でしょう。
では、不幸にも犯行が起きた際に犯人特定の証拠になるのか？ってとこですね。
私が知ってる（新聞・テレビ報道で見た）学校乱入事件では、ほとんどの場合が現行犯逮捕となっています。
この場合の犯人は、普通では考えられない思考の持ち主だと感じます。（間違いなく、強い負の感情を持って侵入していると思われます）
でも、現行犯逮捕されず、逃走した犯人もいます。
この場合の犯人は、わざわざカメラがある門から侵入するか？という点が疑問です。
（最初から、つかまらないように侵入している可能性が高い訳ですから）
きっと、家宅侵入犯罪に比べ、カメラに写った画像から犯人を特定していくという事例は少ないと思います。（調べていませんが、過去も、未来も）
犯人逮捕はカメラがポイントにはならないのではないかと思います。（侵入はカメラのないところから行うと推測するので・・）
このように、私の一方的な考え方で防犯カメラの話をしてきましたが、私だって乱入事件など起きて欲しくありません。
「自分の地域に不審者がでた」 っという情報だけで、怖いという思いがありますし、まして乱入事件だなんて考えたくもないです。
ですが考えておかなければいけないんです。
その為のカメラ設置だったのでしょう。
でも 、「防犯カメラを設置したから１つの安全対策をとったと考えるのは危険が含んでいる」ということを私なりに伝えたく、批判的になってしまったのですが書きました。
何でも、一つやれば万全ってことはないですよね。
これからも考えていかないといけない問題だと思います。
機械に頼る安全対策ではなく、地域や人がつくる安全対策を考えていきたいですね☆
|
「安全な学校」の条件
