保育所に通っていた子の一部は、4月(春休み)より、学童保育所に通うことになります。
しかし、そこで親たちは愕然とすることでしょう。
保育所は、時間外保育により、7時〜19時が当たり前となってきています。
(今やそれ以上の保育時間ですね)
しかし、4月(春休み)からの学童保育所は、 8:30〜18:00まで。(市町村によって異なりますが、〜17時までというところもあります)
学童保育所の保育時間は、保育所より、はるかに短い。
ほとんどの親が、この時間の差に戸惑いを隠せないようです。
朝、7時から預かってもらえていたのが、1時間以上も預かってもらえなくなります。
小学校に入学したからといって、3月31日から4月1日のたった一日で、一人で鍵を閉めて家を出たり留守番が出来たりするか?っというと、、、それは絶対無理!
「せめて、あと30分」 という保育時間への親の声がある中、学童保育所の保育時間は、なかなか変わっていかないのが現状です。
「親のニーズにどう答えるか」という保育テーマがありますが、この時間の差は、ニーズで片付けられる問題ではなく、制度を根本的から修正する必要があるのだと思います。
通り魔や連れ去り事件など、もはや何が起こるかわからない社会。
「地域で子育て」 と奇麗事を言いつつも、実際はないようなもの。
乳幼児と学童の差をどう理解するのか。
ここは行政の柔軟な理解と素早い対応が求められている。
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